貝塚市にて築100年の古民家の内装・水回りリフォームを行いました(約710万円・工期25日)
貝塚市にて行った全面リフォーム工事が完了しましたので、施工事例としてビフォーアフターをご紹介いたします。
H様邸は、築約100年を迎える住宅で、しばらくの間お住まいになっていない状態でしたが、今後の暮らしに向けてリフォームを行うこととなりました。
今回の工事では、浴室・洗面台・トイレの入れ替えをはじめ、ダイニングや和室の内装を中心に、住まい全体を丁寧に改修しています。
建具や窓は木製で、すべての交換もご検討されていましたが、費用面を考慮し、必要な部分のみを交換しました。
また、既存の建具との調和を大切にし、床のフローリングは落ち着きのある濃い色味で統一しています。
長年の思い出が詰まった住まいの良さを残しながら、暮らしやすく美しく生まれ変わったリフォームの様子を、ぜひご覧ください。
ダイニングのリフォーム
ダイニングは、天井・壁・床の張り替えを行い、あわせて木製の窓を一か所入れ替えました。
H様からは、「これからダイニングで過ごす時間が長くなるため、内装をきれいにしたい」とのご要望をいただいており、その思いを反映したリフォームとなっています。
室内向かって右側にあった収納は撤去し、スペースを確保しました。
現在お使いの食器棚を設置する計画とし、使い勝手にも配慮しています。
天井の高さまであった収納を撤去した部分は、クロスで仕上げ、空間全体がすっきりとした印象になりました。
天井・壁・床を新しく整えたことで、明るく清潔感のあるダイニングへと生まれ変わっています。
また、既存の木製建具は、経年による傷みが見られたため、塗装を施して再利用しました。
床材は、建具との相性を考慮し、落ち着いた濃い茶色のフローリングを採用しています。
ダイニングに設けられていた木製の掃き出し窓は、経年劣化により建付けが悪くなり、開閉が困難な状態でした。
そこで、断熱性と使い勝手を考慮し、複層ガラスの窓へ入れ替えを行っています。
また、掃き出し窓前の床についても劣化が進み、抜け落ちる恐れがあったため、既存の土台や下地を撤去しました。
床組からしっかりと組み直し、耐久性に配慮した施工を行っています。
この窓からは中庭を望めることから、採光や眺望を活かすため、透明ガラスを採用しました。
趣のある木製建具は塗装を施して再利用し、和の雰囲気を残しながらも、落ち着いた和モダン風の内装に仕上げています。
和室8畳二間のリフォーム
長い間お住まいになっておらず、物置のように使用されていた和室についても、今回きれいにリフォームを行いました。
二間続きの8畳和室では、畳をフローリングへ張り替え、壁の聚楽は塗り替えを実施しています。
あわせて、襖や障子も貼り替え、室内全体を整えました。
畳からフローリングへ変更したことで、和の趣を残しながらも、洋の要素を取り入れた和洋折衷の仕上がりとなっています。
天井は既存のものをそのまま再利用しましたが、室内の雰囲気とよく調和し、違和感のない仕上がりです。
また、床の間の聚楽も塗り替えを行い、落ち着きのある、心地よい和室空間へと生まれ変わりました。
押入れの内部も傷みが見られたため、「物を気持ちよく収納できるように」との思いから、内部の改修を行いました。
床・壁・天井には合板を張り、あわせて小さな棚を設置しています。
収納物を整理しやすく、使い勝手にも配慮した押入れへと整えました。
二間続きの和室の取り合い部分に設けられていた襖は、一度取り外していましたが、今回あらためて貼り替えと建付け調整を行いました。
開閉がスムーズになり、使いやすさが向上しています。
また、変色が見られた障子についても貼り替えを行い、室内全体が明るく、すっきりとした印象に仕上がりました。
「孫がよく遊びに来るので、和室をきれいにして一緒に過ごしたいんです」
と、奥様からご希望をお伺いしました。
その思いを形にしたリフォームとなり、ご家族が安心してくつろげる和室空間が完成しています。
お孫さんたちが遊びに来られた際には、広々とした和室で、のびのびとした時間をお過ごしいただけることでしょう。
浴室リフォーム
既存の浴室はタイル張りで、大きな窓が設置されていました。
窓を開けると庭が望める開放的な空間ではありましたが、冬場は窓からの冷気が強く、寒さが気になるとのことでした。
そこで、浴室はユニットバスへ入れ替え、あわせて窓も複層ガラスの小窓へ交換することになりました。
断熱性を高めることで、快適にご入浴いただける環境へと改善しています。
浴槽には、TOTOの「ゆるリラ浴槽(FRP)」を採用しています。
浴槽の縁がゆるやかに立ち上がった形状となっており、頭や首をしっかりと支え、背中全体を包み込むようにフィットします。
そのため、身体にかかる圧力が分散され、自然と力が抜けた姿勢でご入浴いただけます。
長時間でもゆったりとくつろげる、快適性に配慮した浴槽です。
天井には、換気暖房乾燥機を設置しました。
既存の浴室には換気扇がなく、これまでは窓を開けて換気を行っていましたが、リフォーム後はボタン一つで換気・暖房・乾燥の各機能をご使用いただけます。
ご入浴前に浴室内をあらかじめ暖めておくことができるため、冬場の寒暖差によるヒートショック対策としても有効です。
快適性と安全性の両面に配慮した設備となっています。
窓は従来よりもコンパクトなサイズになりましたが、気密性が向上し、暖かさを保ちやすい浴室となっています。
居心地の良い空間で、日々の疲れをゆっくりと癒していただければ幸いです。
洗面所リフォーム
既存の洗面所は、内装の経年劣化により、全体的に暗い印象となっていました。
また、洗面台はサイズが小さく、壁に埋め込まれた造りであったため、使い勝手の面でも課題がありました。
そこで既存の洗面台を撤去し、壁を面一(つらいち)に整える改修を行ったうえで、大きめの洗面台とサイド収納を新たに設置することになりました。
壁を面一に整え、内装をきれいに張り替えてから洗面台とサイド収納を設置したことで、明るく使いやすい洗面空間へと生まれ変わっています。
鏡裏は収納スペースとなっており、日用品を隠して収納できるため、洗面まわりをすっきりと保つことができます。
また、内部の棚は高さを自由に調整できるため、収納する物に合わせて無駄なく使える点も特長です。
さらに、一番下の棚は水切り仕様となっており、濡れたままのコップや歯ブラシをそのまま置くことができます。
鏡を閉めた状態でも通気が確保されるため、湿気がこもりにくく、衛生面にも配慮された収納となっています。
洗面ボウル下の収納は、開き戸タイプ・スライドタイプ・開き戸とスライドの組み合わせなど、使い勝手に応じてお選びいただけます。
H様邸では、すべてスライド式収納を採用しました。
奥の物まで取り出しやすく、高さのある物も収納しやすいため、日常的に使いやすい仕様となっています。
トイレリフォーム
トイレには男性用の小便器が設置されていましたが、今後は使用しないとのことで、今回撤去することになりました。
あわせて洋便器を新しいものへ入れ替え、手洗い器は別途設置しています。
また、傷みが目立っていた内装についても、あわせてきれいにリフォームを行いました。
男性用小便器を撤去したことで空間にゆとりが生まれ、明るく使いやすいトイレへと生まれ変わっています。
全体的に、見違えるほど清潔感のある仕上がりとなりました。
トイレには、TOTOのネオレストRHを採用しました。
快適性と清潔性を高める、さまざまな便利機能が備わっています。
主な機能は以下のとおりです。
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オート便器洗浄
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オート開閉
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オートパワー脱臭
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やわらかライト
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スーパーおまかせ節電
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温風乾燥
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セルフクリーニング
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ダブル保温便座
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停電時安心設計
このほかにも、日常の使いやすさに配慮した機能が充実しています。
また、超節水仕様に加え、抗菌機能付きで、フチなし形状のためお掃除もしやすいトイレです。
なお、トイレには2か所に窓があり、いずれも木製で隙間風が気になる状態でした。
今回の工事では、複層ガラスの窓へ交換し、あわせて面格子を設置しています。
断熱性と防犯性の両面に配慮した、安心・快適な空間となりました。
その他の工事
トイレと洗面所の出入り口には、木製のガラス建具が使われていましたが、経年により建付けが悪くなり、開閉時に重さを感じる状態でした。
そこで、両方の建具を新しいものへ入れ替えています。
新しい建具は、建具職人が製作したシンプルですっきりとしたデザインのものを採用しました。
空間に自然となじみ、見た目にも上品な仕上がりです。
トイレや洗面所は日常的に何度も出入りする場所のため、引き戸が軽くスムーズに動くことで、使い勝手の良さを実感していただけます。
勝手口の木製引き戸も、経年により動かしにくい状態となっていたため、アルミ製の建具へ入れ替えを行いました。
ガラス面を多く確保した建具のため、自然光をしっかりと取り込むことができ、明るい印象の勝手口となっています。
また、これまで施錠ができない状態だったとのことで、防犯面に不安がありましたが、今回の工事により安心してお使いいただける勝手口へと改善しました。
工事概要
全面リフォーム
工期 約25日間
工事価格 約710万円(税込)
(解体・撤去・お風呂・洗面台・トイレ、内装他付属工事含む)