岸和田市 O様邸|増築・間取り変更・バリアフリーで暮らしやすく。平屋の全面リフォーム(約2,200万円・工期60日)
岸和田市 O様邸では、平屋全体にわたる本格的な全面リフォームを実施しました。
間取りの全面的な見直しをはじめ、リビング・ダイニングや水まわりの刷新、耐震性を高める制振装置の設置、太陽光発電システムの導入、そして離れ屋の解体による敷地の再整備まで、住まいのあらゆる部分を丁寧に作り直しています。各所の引き戸や段差のないバリアフリー仕様など、ご家族全員が安心して暮らせる住環境にも配慮しました。
平屋ならではの開放的な空間を最大限に活かしながら、ご家族それぞれの暮らし方に寄り添った間取りへと再設計。「住み続けてきた家を、これからの暮らしにふさわしい家へ」というご要望にお応えした事例です。
※掲載している工期は、各工事における実作業日数を示しています。
複数の工事を同時進行で行っているため、実際の全体工期は記載の日数を単純に合計したものより短くなります。
壁付けキッチンから対面キッチンへ(約110万円・工期15日)
岸和田市 O様邸の壁付けだったキッチンを対面式に入れ替え、両側から出入りできるレイアウトへと変更しました。対面式になったことでリビング・ダイニングとのつながりが生まれ、料理をしながら家族の様子を見渡せる開放感のある空間となっています。
既存の窓を活かしながら、暗くなりがちなキッチンの両サイドの天井にはトップライトを設置。高さのある空間から柔らかな自然光が降り注ぎ、日中は照明に頼らなくても明るさが保たれます。光と風通しを意識した、居心地のよいキッチン空間へと生まれ変わりました。
岸和田市 O様邸の既存のキッチン本体は、美装の職人が丁寧に磨き上げたうえで再利用しています。レンジフードのみ、トクラス・サイクロンフードへ新たに交換しました。水平渦巻きの気流で煙をしっかりキープし、内部への油汚れの流入を抑える設計です。
収納にはトクラス・ベリーを採用。長いカウンターで、多用途に活用できる仕様となっています。
リビング・ダイニングを増築で光が入る部屋に(約121万円・25日間)
廊下と壁に囲まれ、光が入りにくい環境にあったリビング・ダイニング。正面の掃き出し窓はありながらも、手前の廊下と壁が光を遮り、本来の明るさを活かしきれない状態でした。
そこで、廊下を撤去してリビング・ダイニングに取り込み、さらにその先を増築することで空間を広げました。増築部分には大きな掃き出し窓を新設し、以前は遮られていた光がたっぷりと射し込むようになっています。
基礎からきちんと施工し、増築部の先には庇と雨樋も設置。室内だけでなく、外まわりもしっかりと整えています。
お母様の寝室を間取り変更して、明るく安心できる空間へ(約136万円・15日間)
岸和田市 O様邸の既存のお風呂と洗面所があった場所に、お母様の寝室を新設しました。間取り変更によって日当たりが改善され、以前は日中も電気が欠かせなかった環境から、明るい居室へと生まれ変わっています。床には縁のない琉球畳を採用し、すっきりとした印象の和室に仕上げました。
入口は2枚引き戸で、片側にすべて納まる設計のため間口を広く確保できます。バリアフリー仕様で段差もなく、安心して出入りいただける動線となっています。引き戸の右側にはトイレを配置し、お部屋からもダイニング側からも直接アクセスできる使い勝手のよい間取りです。お庭側には掃き出し窓も新設し、将来のウッドデッキ設置も視野に入れた、心地よい居場所となりました。
二間だったご夫婦の寝室を屋根裏収納を備えた一間へ(約130万円・20日間)
隣り合う二部屋の間仕切り壁を撤去し、約11帖の広い寝室へと生まれ変わりました。壁をクロス貼りに一新したことで、以前の板壁では感じられた暗い印象が払拭され、明るく開放的な空間となっています。木目がはっきりとしたフローリングも、室内に温かみを添えています。
収納面も充実しており、正面の出窓下には収納を設置。屋根裏収納には電気も備え、普段使わない荷物をしまうのに十分なスペースを確保しています。屋根裏収納のはしごは使わないときに立てて置けるため、日常の動線の邪魔になりません。奥様のご要望で設置したおしゃれな地窓も、空間のアクセントとなっています。
新設したトイレは廊下側と寝室側の両方からアクセスできる配置とし、日々の生活動線にも配慮した間取りとなっています。
浴室は場所を移設しゆったりとしたスペースを確保(約106万円・7日間)
岸和田市 O様邸でのリフォーム工事では間取り変更に伴い、既存の浴室があった場所にお母様の寝室を新設するため、浴室を別の場所へ移設しました。移設と同時にスペースを広げたことで、以前よりもゆったりとした空間となっています。
新たに設置したのはリクシル・アライズ(1618LBZ)です。ツートンカラーですっきりまとめたおしゃれな仕上がりとなっています。床は水切れがよく滑りにくい、温かみのあるキレイサーモフロアを採用。浴槽はダブル保温構造のサーモバスで、お湯が冷めにくい仕様です。窓にはブラインドイン複層ガラス窓を設置しています。
浴室入口は掃除しやすい引き戸を採用し、間口を広く確保することでスムーズな出入りが可能です。
洗面所を移設・拡張して、車椅子でも使いやすい空間へ(約75万円・15日間)
間取り変更に伴う浴室の移設に合わせて、洗面所も新たな場所へ移設しました。タイルと綿壁だった既存の洗面所を解体し、スペースを広げることで、以前は洗濯機を置くと手狭になっていた空間にゆとりが生まれています。天井と壁はクロス、床はクッションフロアで仕上げ、建具も含めて白でまとめた清潔感のある洗面所となりました。
洗面台は状態が良好だったため再利用しています。壁には脱臭・調湿効果のあるエコカラットを採用し、快適な空間づくりにも配慮しました。入口は2枚引き戸で、開けると間口を広く確保できる設計です。敷居をなくしたバリアフリー仕様のため、車椅子でもスムーズに出入りできます。
勝手口を新設し、その右奥に洗濯機置場を配置。勝手口の先はすぐ物干し場となっており、洗濯から干すまでの家事動線がコンパクトにまとまった間取りとなっています。
トイレは移設と増設で、使いやすく清潔な空間へ(約100万円・7日間)
岸和田市 O様邸の既存の男性用小便器と女性用便器に分かれたタイル貼りの古いトイレを、お母様の寝室横に移設しました。以前はトイレに行くためにドアを2つ開ける必要があり使いにくい動線でしたが、今回の間取り変更でお母様の寝室側とダイニング側の両方に引き戸を設置。どちらからもスムーズにアクセスできる、便利な動線となっています。就寝中にトイレに行きたい際も、寝室の隅にある引き戸からすぐに移動できるため安心です。
お母様の寝室横に設置したのはリクシル・アメージュZ(フチレス)です。勢いのよい水流でフチがなくてもしっかりと洗い流せる設計で、お手入れのしやすさにも配慮しています。壁には消臭・調湿効果のあるエコカラットを採用し、柔らかい色合いの落ち着いた空間に仕上がりました。
平屋で広さのある岸和田市 O様邸では、間取り変更に合わせてトイレを新たに1か所増設しました。設置場所はご夫婦の寝室横、玄関を入ってすぐの場所です。廊下側と寝室側の両方から出入りできる配置のため、帰宅後すぐに使えるだけでなく、就寝中にトイレへ行きたい際もスムーズに移動できます。
こちらも採用したのはリクシル・アメージュZ(フチレス)です。便器のフチを奥まで丸ごとなくした設計で、サッとひと拭きでお手入れできる清潔さが特長です。内装や手すりはご夫婦の寝室の雰囲気に合わせて茶色でまとめ、空間に統一感をもたせています。
玄関ホールと廊下は珪藻土と和風照明で、旅館のような佇まいへ(約59万円・工期10日)
岸和田市 O様邸の玄関ホールは、床を明るい色に張り替え、壁には脱臭・調湿に優れた珪藻土を塗り、落ち着きのある空間へと生まれ変わりました。和風の照明が廊下まで柔らかく照らし、旅館のような品のある雰囲気を演出しています。
間取り変更によって玄関を入った先にトイレと収納を新設したため、ホールのスペースは以前より小さくなっています。それでも、濃い色の床とじゅらく壁だった施工前と比べ、明るく垢抜けた印象へと大きく変わりました。
屋根瓦を全面的に修理し、雨風に強い屋根へ(約202万円・工期40日)
岸和田市 O様邸の屋根は、瓦の下に葺き土を敷き詰めて施工する土葺き工法の瓦屋根です。現地調査の際に瓦の割れやズレ、雨漏りの跡が確認されたため、今回の全面リフォームに合わせて修理を行いました。
瓦を一度降ろして状態を確認したところ、瓦の下の面戸には藻やカビが発生してボロボロになっており、瓦との間にも隙間が生じていました。葺き土が減っている箇所には土を補充しながら瓦を積み直し、水が回りやすい屋根の腰上げ部分には防水シートを敷いたうえで施工しています。歪みが生じていた棟瓦も丁寧に積み直し、屋根全体をしっかりと修理しました。
※施工後の写真を撮影できておらず、申し訳ございません。
太陽光発電システムを設置して光熱費の節約と売電を実現(約295万円・工期3日)
全面リフォームに合わせて、岸和田市 O様邸の屋根にリクシルの太陽光発電システム「ソーラーラック」を設置しました。さまざまな形状の屋根に幅広く対応しており、品質・強度・保証が充実したシステムです。パネルには発電効率の高い単結晶セルを採用しており、光熱費の節約や売電による利益が期待できます。
発電した直流電力を家庭内で使用できる交流電力に変換するパワーコンディショナーのほか、壁付けのリモコンも設置。カラーモニターで毎日の発電状況がひと目で確認できる、液晶タッチパネル仕様となっています。
太陽光システムと合わせてエコキュートを設置(約58万円・工期1日)
離れを解体して大型倉庫を設置(約225万円・工期22日)
本宅の全面リフォームに先立ち、隣に並んで建っていた離れ屋を解体しました。長年物置として使われていたものの使用していないとのご要望を受け、本宅工事の前に取り壊しています。解体にあたってはまず仮設足場を設置し、重機を搬入する前に屋根の瓦をすべて手作業で撤去。重機による解体中は散水しながら作業を進め、ほこりの飛散を軽減しました。建物と基礎の撤去後、発生した廃棄物は適切に分別のうえ専門業者に引き渡しています。
解体によって生まれたスペースには、新たに大型倉庫を設置しました。砂利を敷き詰めて転圧し、鉄筋を組んでコンクリートを流し込む土間基礎を施工したうえで、専門職人が倉庫本体を組み立てています。自転車やバイクも収納できる十分な広さの倉庫で、荷物の多いO様のご要望にもしっかりお応えしています。
離れ屋があった頃と比べ、本宅前の空間が広く開放的になり、収納面でも使い勝手のよい敷地へと生まれ変わりました。
裏の畑から直接アクセスできるスロープを施工(約67万円・工期30日)
「裏の畑から直接家に入れるように、自転車やバイクも通れる大きさでスロープを設置してほしい」という岸和田市 O様のご要望にお応えし、コンクリートでスロープを設置しました。両側にはブロックを積んで塀とし、幅にもゆとりをもたせているため自転車やバイクでも余裕をもって通行できます。スロープの表面には滑りにくくするためのパターンを施しており、雨の日も安心です。傾斜も緩やかに設計しています。
スロープの設置と同時に浄化槽を地中に埋設し、その先の外構周りにも土間を施工。建物の周囲にも土間を打ち、敷地全体の歩きやすさにも配慮しています。草が生い茂りデコボコだった畑が、使い勝手のよい外構へと生まれ変わりました。
全面リフォームに合わせて、浄化槽を新規設置(約78万円・工期6日)
岸和田市 O様邸は下水が通っていないため、全面リフォームと同時に浄化槽(5人槽)を新規設置しました。設置場所は家の裏手の畑のスロープを下りた先で、まずはユンボで穴を掘り込んでいます。掘削中に地中から水が湧き出たため、ポンプで吸い上げながら土留めを設置し、水をきれいに除いたうえで土間基礎を施工しました。
水平に仕上げた土間基礎の上に大型の浄化槽を設置し、周囲を埋め戻した後に複雑な配管工事を実施。最後に型枠を組み、スロープとの傾斜を計算しながらコンクリートで土間を打って完成です。見えない場所でも、丁寧な施工を積み重ねています。
制振装置”マックワン”を16基設置し、地震への備えを万全に(約120万円・工期5日)
リフォームの打ち合わせの中で地震対策についてもご相談があり、制振装置マックワン(MAK-1)を合計16基設置しました。マックワンは、ダンパーの収縮・伸長による反発力とエネルギー吸収力で建物の揺れを半減させる、日本初の原点復帰型制振装置です。特許を取得しており、耐震工法と比べてローコストで地震対策ができるのも特長のひとつです。
設置にあたっては図面で計算した位置に取り付けています。内部からの施工が難しい箇所は外壁から穴を開けて工事を行い、設置後はラスカットとモルタルで下地を復旧。じゅらく壁の箇所は最後に壁一面にじゅらくを塗り仕上げており、施工跡が目立たない丁寧な復旧となっています。
間取り変更からバリアフリーまで、全面リフォームはみのりの家へ
岸和田市 O様邸の全面リフォームは、間取り変更による空間の再設計から、水まわりの刷新、屋根の修理、太陽光発電システムの導入、外構の整備まで、住まいのあらゆる部分にわたる大規模な工事となりました。
各所に引き戸を採用し段差をなくしたバリアフリー仕様は、お母様をはじめご家族全員が安心して暮らせる住環境づくりへのこだわりの表れです。また、制振装置マックワンの設置により耐震面でも万全の備えを整え、日々の暮らしの安心感も高めています。
「住み続けてきた家を、これからの暮らしにふさわしい家へ」というご要望に、全面リフォームというかたちでお応えできた事例です。みのりの家では、お客様一人ひとりのご要望やライフスタイルに寄り添った提案を大切にしています。リフォーム・リノベーションのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
工事概要
工期:60日間
工事価格:約2,200万円(税込)
※撤去物搬出費・産業廃棄物処分費を含みます。